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Home >  これで解決!あなたのギモン >  ぜんそく(喘息) >  発作の時はどうする?

発作の時はどうする?


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ガマンは禁物、サルタノール・メプチンエアーをまずは吸入!
気管支拡張薬は、発作時に 早く効く・良く効く・安全 な吸入薬です。
発作の時は、ガマンせずに、気管支拡張薬を吸入して呼吸を楽にしましょう。

シムビコートを定期的に吸入している患者さんは、発作時にもシムビコートを追加で吸入できるSMART(スマート)療法も選択できます。

まずは吸入薬で発作を楽にしましょう!


Q まずどうすれば良いの?

A 「発作かな?」と思ったらガマンせずに気管支拡張薬を吸入

発作時には、気道の周囲の筋肉が縮んで、気道が狭くなっています。気管支拡張薬を吸入すると、縮んだ筋肉が緩んで、気道が拡がり呼吸を楽にしてくれます。喘息の発作がおきたら、発作かな?と思ったら、サルタノール・メプチンエアーを我慢せずに吸入しましょう。

気管支拡張薬には「飲み薬」・「貼り薬」もありますが、速効性、効果、安全性において、吸入の気管支拡張薬が最も優れています。
いざというときに備えて、吸入の方法もしっかりと覚えておいてください。
動画で学ぶ「吸入方法」
環境再生保全機構公式動画チャンネルにおいて、吸入方法を動画で習得することができます。

吸入方法を習得したい時は、ここをクリック!
(リンクは別ウィンドウで開きます)

なお、速効性の気管支拡張薬を吸入した後には、「うがい」は必要ありません。

気管支を拡げる吸入薬

メプチンエアー

サルタノール


「喘息発作かな?」と思った時には、迷わず速効性の気管支拡張薬を吸入ましょう!


Q 繰り返し吸入してもOK?

A 気管支拡張薬は20分ごとに3回(1時間に計6吸入)まで繰り返し吸入できます

速効性の気管支拡張薬の吸入は、5分以内に効果が発現、20分で最大の効果が発揮されます。発作を自覚して気管支拡張薬を吸入(大人は通常2回分を吸入)して(最大の効果が出る)20分経っても楽にならない時はもう一度2吸入して下さい。それでも楽にならない時は20分後に更に2吸入して下さい。

発作が起きた時には、1回2吸入を20分毎に3回(計6吸入)まで繰り返し吸入することができます。

「繰り返して吸入すれば効くの?」
「心臓に悪くないの?」
と心配される方も多いかと思いますが、気管支拡張薬を繰り返し吸入した時の効果と安全性は十分確認されています。
そして、世界中の喘息治療ガイドライン(指針)で、この対処法が推奨されています。

発作時は「2吸入を20分毎に3回まで」可能


発作が楽になるまで「気管支拡張薬を1回2吸入、20分ごとに3回まで」吸入してください!


Q それでも苦しい!どうする?

A 繰り返し吸入しても楽にならない時は「早急に次の対策」が必要です

気管支拡張薬を繰り返し吸入しても呼吸が楽にならない時は重い発作の時です。
  • 横になれない(苦しくて寝られない)
  • 話し(会話)ができない
  • 口唇や手の爪の色が青い
上記の様な場合が発作が重い時の状態です。
このような場合は気道がいつもの3~4割(!)まで狭くなっている時です。大至急で救急車を呼んで、病院に向かって下さい!

救急車は格好悪い」「世間体が・・・」と気にされる方も多いかと思いますが、最も早くかつ安全に医療機関を受診できるのが救急車です。

速く・安全な救急車による搬送


「いつもの発作と違う」と少しでも感じた時には、救急車で病院の救急外来を受診して下さい!


Q 「スマート」な発作の対応?

A 発作時に「シムビコート」を吸入するSMART(スマート)療法があります

あれっ、シムビコートって定期的に吸う薬じゃなかったの?」と疑問を感じる方が多いと思います。シムビコートは、吸入ステロイド薬と気管支拡張薬の合剤で、1日2回、朝と晩に定期的に吸入(1回の吸入回数は、重症度に応じて1~4吸入)をするのが基本です。

喘息発作の時には、気道の周囲の筋肉が縮んで気道が狭くなります。では、発作の時には、気道の炎症はどうなっているのでしょうか?
最近の研究の結果、発作時には気道が狭くなるとともに、気道の炎症も強くなっていることが確認されました。
その結果、発作時には気道を拡げる気管支拡張薬とともに炎症を抑える吸入ステロイド薬を併せて吸入したほうが理にかなっているという考え方に基づいたシムビコートを定期吸入するとともに発作時追加吸入する治療法(SMART療法)が確立されました。

SMART(スマート)療法
  • シムビコートを朝晩に定期吸入(喘息の程度によって1回1〜4吸入)
  • +シムビコートを発作時に1回1吸入、1日4回まで追加吸入
なお、この治療法は、同じ合剤であるレルベア・アドエア・フルティフォームではやってはいけません。詳しくは、診察時に医師に確認して下さい。
シムビコート:スマート療法

シムビコート30吸入/60吸入

スマート療法でスッキリ!

これまでのサルタノール・メプチンエアーとは、発作時の対応が異なりますので、以下の動画を必ず確認してください。

シムビコートを定期的に吸入している方は、SMART療法について医師と相談してください!


【院長コラム】喘息患者さんは、ガマン強い?「あの時に比べれば…大丈夫…???」

喘息のガマンは禁物!

喘息患者さんは、カゼを引いた後、天候・気候の急な変化、アレルゲンの暴露、運動、過労・ストレスなどをきっかけに喘息発作が起きます。発作で受診された患者さんに「今回の発作はどうでしたか?」と質問すると「あの時に比べれば、大したことなかったですよ、大丈夫、全然ガマンできる、平気・平気!」と回答される方が少なくありません。

患者さんが回答された「あの時と」は、喘息発作のために「救急外来を受診した時」「苦しくて全く動けなかった時」「救急車で搬送された時」、あるいは「喘息で入院した時」など、ご自身が経験された喘息発作がの中で、最も悪たかった時を基準に自己判断していることがほとんどです。

あの時」より悪ければ、場合によっては「生命に関わる重大な喘息発作」になりかねません。喘息発作はガマンしても何も良いことはありません。そして、発作時のサルタノール・メプチンエアーは速効性があり、安全性も優れた良く効くクスリで、くせになる(依存性)事も全くありません。

自分の喘息発作に関するいわゆる自己評価は、安定している時(ほとんどの方は無症状の時)を基準にしてください。「ガマンできるから」と言って、これまでに経験した「最悪」の状態を基準にするのは大変危険です。そして、発作はガマンせずに、速やかに対処することを強くお勧めします。サルタノール・メプチンエアーを吸入しても発作が改善しない(いつものようにスッキリしない)、一度は効いても3~4時間で発作がまた出るのは、「ガマンしてはいけない」状態なのです。


もっと知りたい【ぜんそく(喘息)】について



これで解決!あなたのギモン

静岡県浜松市北区初生町381-2 交通アクセス
電話:053-430-5111
呼吸器・アレルギー専門クリニックです!
クリニック開院後、10,000人以上の呼吸器(気管支喘息・せき喘息・COPDなど)ならびにアレルギー(花粉症・食物アレルギーなど)の患者さんの診療に携わった経験に基づく「専門的な医療」を提供いたします。