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COPDの治療の基本


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COPDは「予防と治療」が可能な病気です!
これまでは、治らない恐ろしい病気と言われていましたが、最近は予防と治療が可能な病気となっています!
そんなCOPDに関する疑問を解決します。

画像説明文


禁煙でCOPDを予防!

次はあたなの番です、禁煙にチャレンジ!
COPDの予防および治療で最も重要なことは「原因であるタバコを止める《/ピンク》」ことです!

これまでに、米国で喫煙者を対象(以下の3つのグループ)とした肺の働きの低下(老化現象)に関する11年間の追跡調査が実施されました。
  • 禁煙した群
  • 時々禁煙した群
  • 喫煙を継続した群
COPDの患者さんは、健康な方に比べると肺の機能の低下が速いことが特徴です。
特に息を吐く時に気道が狭くなるため、一秒間に吐き出せる量が年齢以上に低下してしまいます。
そこで、しっかり禁煙を守ったグループ、時々禁煙をしたグループ、喫煙を続けたグループにおいて、この肺の働きの低下がどのように異なるかを、11年という長期間に渡り、経過を観察しました。

その結果、しっかり禁煙すると肺の働きの低下が健康な方と同じ程度に回復することが判明しました。
一方、時々禁煙しか禁煙できなかったグループ、あるいは禁煙せずに喫煙を継続したグループでは、通常の2~3倍のスピードで肺の働きが低下してしまうことが明らかになりました。

禁煙が肺の老化現象を止める!

禁煙すると呼吸が楽になりますよ!


狭くなった気管支を拡げる薬

吸入する気管支拡張薬が治療の基本です!
COPDは、息を吐く時に気道が狭くなって抵抗が生じるために息苦しさを感じます。
そこで、狭くなった気道を拡げて呼吸を楽にする治療薬として 
  • 吸入抗コリン薬(スピリーバ)
  • 吸入交感神経刺激薬(セレベント)
  • 貼付交感神経刺激薬(ホクナリンテープ)
  • テオフィリン薬(内服)
以上の4種類があります。

各種の気管支拡張薬の中で、症状の改善、進行の抑制、急性増悪の予防に関して最も有効性が高い薬剤はスピリーバです。

なお、COPDでは気道に慢性的な炎症があり、この気道の炎症を抑えるためには吸入ステロイド薬が有効です。なお、気管支拡張薬と吸入ステロイド薬が一度に吸える吸入薬として「アドエア」がありますが、アドエアは喘息を併発されている患者さん、病気の進行した患者さんに特に有効です。

各種の気管支拡張薬

スピリーバ

セレベント

ツロブテロール
(ホクナリンテープ)

テオフィリン


運動はした方が良い?

運動すると長生きできます!
「息苦しいのに運動なんかできない!」「運動するともっと苦しくなるからイヤ!」
息切れすると運動したくなくなりますが、その結果、筋力や肺の働きは低下し、さらに息切れが強くなります。つまり、運動不足は「息切れの悪循環」を招きます。そこで、からだを動かしても強く息苦しくならないような呼吸法や運動を身につける事が重要です。具体的には

  • 腹式呼吸
  • 口すぼめ呼吸
  • 呼吸筋ストレッチ体操
  • 歩行
などの運動を継続して行うことで、息切れを改善し、より充実した毎日を送ることができます。なお、COPDを初めとした各種の慢性疾患(高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満など)では運動することにより長生きができることがわかっています。自分の部屋に引きこもらずに、あなたも是非運動にチャレンジして下さい!

もっと知りたい【COPD】について

  • COPDってなに?
    COPDは肺の生活習慣病で、タバコを吸っている方・吸っていた方には特に重要な病気です。

  • 急性増悪(ぞうあく)について
    急に症状が悪化することをCOPDの「急性増悪(きゅうせいぞうあく)」と言います。

  • 禁煙外来のご案内
    一人でツライ思いをしながら禁煙に立ち向かうのではなく、私達と一緒に禁煙に挑戦しましょう。


これで解決!あなたのギモン

静岡県浜松市北区初生町381-2 交通アクセス
電話:053-430-5111
呼吸器・アレルギー専門クリニックです!
クリニック開院後、10,000人以上の呼吸器(気管支喘息・せき喘息・COPDなど)ならびにアレルギー(花粉症・食物アレルギーなど)の患者さんの診療に携わった経験に基づく「専門的な医療」を提供いたします。