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Home >  これで解決!あなたのギモン >  長引くセキ >  このセキをなんとか止めて!

このセキをなんとか止めて!


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セキで困っている患者さんが急増しています!

このセキをなんとかして!

咳(せき)で夜眠れない
会話すると咳が出て仕事にならない
この咳をとにかく止めて!

こんな患者さんが増えています!

そこで、まずは「どうして咳が出るのか?」について説明いたします。

Q まず、肺ってなに?

A 「気道(気管と気管支)」と「肺胞」を合わせたものが「肺」です

喉(のど)からつながっている空気の通り道である気管(きかん)は、まず左右に枝分かれして気管支(きかんし)と名前が変わります。

気管支は、丁度、木の枝を逆さまにしたように、上・真ん中・下に更に枝分かれして、段々細くなります。

細くなった気管支(細気管支)の先端には、非常に小さな袋状の「肺胞」(はいほう)が付着しています。
肺胞の一つ一つ大きさは極めて小さく、肺胞の数は左右併せると3〜4億個になります。
【吸う時】鼻・口⇒気管⇒気管支⇒細気管支⇒肺胞が膨らむ
【吐く時】肺胞が縮む⇒気管支⇒気管⇒鼻・口から吐き出す

新鮮な空気に含まれる酸素は、肺胞から血液に吸収され、体から発生した老廃物の二酸化炭素は、肺胞から血液に排泄されるます。つまり、酸素と二酸化炭素の交換が肺胞で行われます。

気管から細気管支までを「気道」、この気道と肺胞を併せたものが「肺」となります。

肺の構造

肺胞の構造と働き



Q セキはどうして出るの?

A 本来は大切な防御反応、でも出過ぎると辛い!

咳は、気道の中に溜まった分泌物や異物を気道の外に出すための防御反応です。

咳が起きる主な仕組みとしては、以下の2つの経路があります。
①気道にある神経(センサー)が刺激を受ける
気道が狭くなる

刺激を受けた神経の活動(興奮状態)する、あるいは気道が狭くなると、脳の本幹(延髄)に伝わり、脳幹からの司令を受けた声帯、肋骨に着いている筋肉や横隔膜が反応して咳(反射)が出ます。

のどがイガイガする」と咳が出ると感じる方も多いかと思いますが、このイガイガ感は、特に①の気道にあるセンサーが刺激を受けた時に感じやすいと言われています。

なぜ咳は出るの?

①の経路:気管支炎・アトピー咳嗽
②の経路:気管支喘息・咳喘息
気道防衛の最前線!
誤って、熱いものを手で触ってしまった時、「瞬時に手を引っ込めるような反射」が起きます。
これは、「これは熱いから手を引っ込めなければヤケドをしてしまう」と、脳で考えてから手を引っ込めたのでは遅いので、脳で考える前に、体が瞬時に反応する「ヤケドをしないための防御反応」です。

皮膚の表面には、冷たい・暖かい・痛いなどを感じる神経(センサー)が張り巡らされて、常に皮膚の表面を監視しています。気道でも皮膚と同じように、外から吸い込まれた物質を常に監視し、有害と思ったら瞬時に外に出す、あるいは気道に溜まったタンを速やかに排出すための防御反応として咳反射が起きます。

しかし、この咳反射が過剰に起きてしまうと「吐きそうになるまで続けて出る」(いわゆる「咳込み」)、「咳で眠れない」「話をしようとすると咳が出て仕事にならない」と感じることになります。

何事も過ぎたるは及ばざるが如しです。


Q どれ位「長引く」と心配?

A 3週間以上続く咳は要注意、「カゼ」ではないかもしれません

 咳は持続する期間により、以下の3つに分類されています。
  • 3 週間まで
  • 3 8 週まで
  • 8 週間以上
数日程度の咳の原因は、カゼである可能性が最も考えられます。実際、多くの場合、かぜが原因の咳は1週間前後で治ります。カゼは鼻やのどにウィルスが付いて、微熱(37度前半)、体のだるさ、くしゃみ・鼻水、のどの痛み、軽い咳や痰がらみを自覚して、早ければ1〜2日、遅くとも4〜5日以内にほとんどの症状が無くなるのがカゼです。

カゼの後遺症で咳が長引くことはありますが、その場合もほとんどは2週間以内、長くても3週間あれば治ります。つまり、持続期間が2〜3週間以内の咳の原因はカゼが多く、それを超えて続く場合は、カゼ以外の可能性が高くなり、要注意となるわけです。

週間以上、更には 週間以上も咳が続く場合は、かぜ以外の可能性が高くなり、カゼ以外の病気を考え、診断や治療法の再検討が必要となります。

あれ、なかなか咳が治らないなあ?いつもと違う...」と感じたら、呼吸器専門医の受診が必要です。

経過に基づく咳の原因

「3週間続く咳」は要注意!


3週間以上続く咳は、呼吸器科の受診が必要です!辛い咳はいつでも受診を!


Q いつ、かかれば良いの?

A 我慢は禁物!「いつもと違う」と思ったら受診してください

 「少しぐらい咳が続くだけでは、わざわざ病院には行かないね」そんな風に思っている方が、ほとんどではないでしょうか。

しかし、実際には「セキ」を一番の理由に受診する方は、咳が出始めてから、1週間以内の方が最も多く3週間以内に受診される方が6割と半数以上でした。一方、医学的には、「8週間以上続くのが慢性的なセキ」と定義さていますが、咳が出始めてから8週間以上経過して、クリニックを受診された方は、3割でした。

  • 朝起きるとしばらく咳が続く
  • 話をしようとすると咳が出て、仕事にならない
  • 寝ようと横になると咳で寝付けない
  • 咳で目が覚めてしまった
  • かぜ薬・咳止めを飲んでも効かない
こんな症状が数日以上続くと、我慢するのは禁物です。

これくらいのセキでも受診したほうが良いの?」と悩まれた場合は、まずはお電話(053−430−5111)にてご相談ください。

咳が出始めてから、クリニック受診までの期間

受診しようかな?

困ったらいつでもどうぞ!


「今度のセキはいつもと違う」と感じたら、迷わず呼吸器科への受診をお勧めします

Q 何科にかかればよいの?

A 呼吸器内科への受診が必要です

長引く咳の原因としては、咳喘息が半数以上で最も多い原因です。

副鼻腔気管支症候群(副鼻腔炎:いわゆる蓄膿症と慢性的な気管支の炎症のために気管支が拡張して、咳や痰が続く病気)、胃食道逆流(逆流性食道炎)、COPD(慢性気管支炎・肺気腫)、アトピー咳嗽などが、それに続く長引く咳の原因でした。その他にも肺炎、結核・非結核性抗酸菌症、肺癌などが原因になることが有ります。

長引く咳の原因を診断する場合、問診(患者さんに、これまでの経過、過去の病気等の話を聴く)、胸のレントゲン写真を撮って、肺炎・結核・肺癌などレントゲンで影が映る病気を確認する、気道のアレルギー関連した病気かどうかを診断する(呼気中一酸化窒素の測定)ならびに肺の働きに影響が出る病気かどうか(肺機能検査)を診断するといった手順になります。
このような診断の手順を踏めるのは、呼吸器内科となりますので、咳が長引く時、あるいはいつもの咳と違うなと感じた時には、呼吸器内科への受診が必要となる訳です。

新実彰男教授(名市大)のデータより

咳喘息が最も多い長引く咳の原因


長引く咳の主な原因は呼吸器に関連した病気、そこで呼吸器内科への受診が必要となります!

もっと知りたい【長引くセキ】について

  • 咳喘息の治療について
    「咳止めが効かない」「薬を止めるとまた咳がでる」こんな咳の治療でお困りの患者さんの悩みにお答えします。


これで解決!あなたのギモン

静岡県浜松市北区初生町381-2 交通アクセス
電話:053-430-5111
呼吸器・アレルギー専門クリニックです!
クリニック開院後、10,000人以上の呼吸器(気管支喘息・せき喘息・COPDなど)ならびにアレルギー(花粉症・食物アレルギーなど)の患者さんの診療に携わった経験に基づく「専門的な医療」を提供いたします。