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Home >  これで解決!あなたのギモン >  長引くセキ >  このセキを止めて!

このセキを止めて!


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これだけは知っておきたい「長引く咳」

  • 咳が長引く患者さんは、大変増えている
  • 咳は、異物や過剰な分泌物から気道を守る防衛反応
  • 5日以内に全ての症状が治るのが、本来のカゼ
  • 3週間以内の咳は、カゼ(ウィルスなど)に引き続いている事が多い
  • 3週間以上続く咳の原因は、「カゼではない」可能性が高い
  • 喘息・咳喘息・COPDでは、急性の咳でも元々の病気の悪化を考え早期に受診
  • 夜眠れない・生活に支障の出る咳はすぐに受診が必要
  • 専門的な診療、検査、治療が受けられる呼吸器内科への受診が重要!


Q まず、肺ってなに?

A 「気道(気管と気管支)」と「肺胞」を合わせたものが「肺」です

喉(のど)からつながっている空気の通り道である気管(きかん)は、まず左右に枝分かれして気管支(きかんし)と名前が変わります。

気管支は、丁度、木の枝を逆さまにしたように、上・真ん中・下に更に枝分かれして、段々細くなります。

細くなった気管支(細気管支)の先端には、非常に小さな袋状の「肺胞」(はいほう)が付着しています。
肺胞の一つ一つ大きさは極めて小さく、肺胞の数は左右併せると3〜4億個になります。
【吸う時】鼻・口⇒気管⇒気管支⇒細気管支⇒肺胞が膨らむ
【吐く時】肺胞が縮む⇒気管支⇒気管⇒鼻・口から吐き出す

新鮮な空気に含まれる酸素は、肺胞から血液に吸収され、体から発生した老廃物の二酸化炭素は、肺胞から血液に排泄されるます。つまり、酸素と二酸化炭素の交換が肺胞で行われます。

気管から細気管支までを「気道」、この気道と肺胞を併せたものが「肺」となります。

肺の構造

肺胞の構造と働き



Q セキはどうして出るの?

A 本来は大切な防御反応、でも出過ぎると辛い!

咳は、異物を気道の外に出すための防御反応です。

咳が出るのは、以下の2つの経路があります。
①気道にある神経(センサー)が刺激を受ける
気道が狭くなる

咳のセンサーが反応、あるいは気道が狭くなった刺激が脳に伝わり、脳からの司令を受けた声帯、肋骨に着いている筋肉や横隔膜が反応して咳(反射)が出ます。

のどがイガイガする」と咳が出ると感じる方も多いかと思いますが、このイガイガ感は、特に①の気道にある咳のセンサーが刺激を受けた結果として生じる違和感です。

なぜ咳は出るの?

①の経路:気管支炎・アトピー咳嗽
②の経路:気管支喘息・咳喘息

手で熱いものを誤って触ってしまった時には、「瞬時に手を引っ込めるような反射」が起きます。
これは、「熱いから手を引っ込めなければヤケドをしてしまう」と、脳で考えてから手を引っ込めたのでは遅い(その間にヤケドする)ので、脳で考える前に、体が瞬時に反応する「ヤケドをしないための防御反応」です。

皮膚の表面には、「冷たい・暖かい・痛い」などを感じる神経(センサー)が張り巡らされて、常に皮膚の表面を監視しています。気道にも皮膚と同じように、気道のセンサーが常に監視し、有害と思った物質を瞬時に外に吐き出す、あるいは気道に溜まった分泌物(痰:たん)を速やかに排出すための防御反応として咳反射が起きます。

この咳反射が、色々な原因で過剰になると「咳で吐きそう」(いわゆる「咳込み」)、「咳で眠れない」「話をすると咳が出る」と困ったことになります。何事も過ぎたるは及ばざるが如しですね。


Q どれ位「長引く」と心配?

A 3週間以上続く咳は要注意、「カゼ」ではないかもしれません

咳は持続する期間により、以下の3つに分類されます。
  • 3 週間まで
  • 3 8 週まで
  • 8 週間以上
カゼが原因の咳は長くは続かないため、短い期間の咳の原因は、カゼである可能性が最も高いと考えられます。
カゼは鼻やのどにウィルスが付いて、微熱(37度前半)、体のだるさ、くしゃみ・鼻水、のどの痛み、軽い咳や痰がらみを自覚して、早ければ1〜2日、遅くとも5日以内にほとんどの症状が無くなるのが、いわゆるカゼです。

カゼの後遺症として、咳が長引くことはありますが、その場合でもほとんどは2週間、長くても3週間で治ります。つまり、持続期間が3週間以内の咳の原因はカゼで長引いている場合がほとんど、3週間以上続く場合は、カゼ以外の可能性が高くなり、咳の専門医(呼吸器内科)への受診が必要となります。

経過に基づく咳の原因

3週間以上続く咳は要注意!


「あれっいつもと違う...咳が長引く」と感じたら、専門医への受診が必要です!


Q いつ、かかれば良いの?

A 我慢は禁物!「いつもと違う」と思ったら受診してください

少しぐらい咳が続いても、わざわざ病院には行かない!」そんな風に思っている方が多いのではないでしょうか。

「セキ(咳)」を一番の理由でクリニックを受診する方は、咳が出始めてから、1週間以内の方が最も多く3週間以内に受診される方が半数以上でした。

医学的には、「8週間以上続くのが慢性的な咳」と定義さていますが、咳が出始めてから8週間以上たってから、クリニックを受診された方は、3割でした。

  • 朝咳が続く
  • 話をしようとすると咳が出てしまう
  • 横になると咳で寝付けない
  • 咳で目が覚める
  • かぜ薬・咳止めを飲んでも効かない
こんな症状を我慢するのは禁物です。

これくらいのセキでも受診したほうが良いの?」と悩まれた場合は、まずは電話(053−430−5111)にてご相談ください。

咳が出始めてから、クリニック受診までの期間

受診しようかな?

困ったらいつでもどうぞ!


長引く咳は、仕事、勉強、睡眠を妨げます。迷った時は、まずは電話で相談!

Q 何科にかかればよいの?

A 咳の診断・治療経験の豊富な「呼吸器内科」です!

長引く咳の原因としては、咳喘息が半数以上で最も多い原因です。

副鼻腔気管支症候群(副鼻腔炎:蓄膿症と慢性的な気管支の炎症が一緒におきる病気)、胃食道逆流(逆流性食道炎:胃酸が食道やのど元に逆流する)、COPD(タバコが原因の慢性気管支炎・肺気腫)、アトピー咳嗽(気道のじんま疹)などが、それに続く長引く咳の原因でした。その他にも肺炎、結核・非結核性抗酸菌症、肺癌などが原因になることがあります。

長引く咳の原因を診断する場合、問診(これまでの経過を詳細に聴く)、胸のレントゲン写真を撮って、肺炎・結核・肺癌などレントゲンで影が映る病気を確認する、アレルギー(好酸球)が関連した病気かどうかを診断する(呼気中一酸化窒素の測定)ならびに肺の働きに影響が出る病気かどうか(肺機能検査)を判断するといった専門的な診療が必要となります。

このような専門的な診療を行うのが、呼吸器内科となります。「咳が長引く」あるいは「いつもの咳と違うな」と感じた時には、呼吸器内科を受診してください。

咳喘息が長引く咳の原因第一位

新実彰男教授(名市大)のデータより

長引く咳には専門的な検査が必要です!


長引く咳の原因の多くは呼吸器に関連した病気、経験豊富な呼吸器内科へ!

もっと知りたい【長引くセキ】について

  • 咳喘息の治療について
    「咳止めが効かない」「薬を止めるとまた咳がでる」こんな咳の治療でお困りの患者さんの悩みにお答えします。


これで解決!あなたのギモン

静岡県浜松市北区初生町381-2 交通アクセス
電話:053-430-5111
呼吸器・アレルギー専門クリニックです!
クリニック開院後、10,000人以上の呼吸器(気管支喘息・せき喘息・COPDなど)ならびにアレルギー(花粉症・食物アレルギーなど)の患者さんの診療に携わった経験に基づく「専門的な医療」を提供いたします。